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オリーブオイル専門店ベリタリアのブログ

Q:どんなオリーブオイルを選んだらいいですか?

  • 2016
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こんにちは

オリーブオイルソムリエのベリタリアです。


今日はよく聞かれる質問についてお答えします。

 

Q:お店にいくと沢山の種類のオリーブオイルがあります

  体に良いものを選びたいのですが、どれを選んでいいかわかりません。

 

A:体に良いという理由でオリーブオイルを選ぶときには必ず

エクストラヴァージンオリーブオイルを選んでください。

 

「何故エクストラヴァージンオリーブオイルが良いか」ということは、こちらの記事をご覧くださいね⇒ 前の記事

 

それでは、更にエクストラヴァージンオリーブオイルはどんなオイルか?いうことに話を進めていきます。

 

一番搾りのオリーブオイルの中で、酸価0.8%以下のものだけがエクストラヴァージンオリーブオイルと呼ぶことが許されるのです。

(酸価とは、酸化の度合いを数値で示したものです)

 

優秀なエクストラヴァージンオリーブ油は以下の成分が含まれています。

①リノール酸が豊富(血液サラサラ効果)

②ビタミンE、ポリフェノールが豊富に含まれる(抗酸化)

③スクワレンが含まれる(美肌効果)

 

しかしこういった体に有効な成分をきちんとオリーブから抽出するには低温で搾らなければなりません。 この低温で搾る方法をコールドプレスといいます。

 

コールドプレスで搾られた油は酸化しにくい油であると言うことができます。

 

私がオリーブオイルを選ぶときには0.5%以下を目安にしています。

酸価が低い方が酸化していないフレッシュなオリーブオイルですので

0.5%以下のものは超フレッシュと言っても良いと思います。

 

中には0.1%以下という驚異的に酸価の低いオリーブオイルも存在します。オリーブの潰し方や空気に触れない製法など、技術面の努力によって低い酸価のオリーブオイルを製造しているメーカーがある一方、青いまだ熟していないオリーブをを使って酸価の低いオリーブオイルを作っているメーカーもあります。 

 

あまりに青い熟していないオリーブは、フレッシュ感はありますが風味に乏しいので、数値にばかりとらわれてオリーブオイルとしての美味しさを考えられていないものはどうかと思います。 これはオリーブオイルの品質を酸価の低さで評価されるようになってからの弊害だと考えています。

「オリーブオイルは酸化していない」ということは一番大切ですが、味わい深いオリーブオイルを作るということは同じくらい大切なことだと考えています。

 

購入されるときには、テイスティグをするとか、信頼のおける業者さんから購入することをお勧めします。

 

また、購入するお店の保管状態も考慮に入れる必要があります。

 

表記してある酸価はオリーブオイル工場から出荷されたときの数値ですので、その後どのような条件でオリーブオイルを保管したかで状態が変わってきます。

 

・オリーブオイルをどのような方法で輸入しているか(船か飛行機か)

・販売店がどのようにオリーブオイルを管理しているか

・購入者がオリーブオイルのボトルの蓋を開けてから何日経っているか

 

このような条件がオリーブオイルの状態を大きく左右しますので、信頼できる業者さんからの購入し、蓋をあけたら早めに使用することをお勧めします。

 

目安としては、一度蓋を開けたオイルは開封日を書くなどして3カ月以内に使うと良いでしょう。

 

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イタリア輸入食材のナビゲーター・ベリタリア

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