飲めるオリーブオイル『バランカ』と直輸入イタリア食材

こんにちは

オリーブオイルソムリエのベリタリアです。

ベリタリアの名刺 赤色なんですよ、ほらこんな感じ。

差し出すとデザインに興味ある方からは必ず『素敵ですね』という嬉しいお言葉を頂きます。

こちらの名刺を作ってくださったのはお友達のフランチェスコさんといって有名なワインのエチケットやボトルをメインにデザインしているデザイナーさんなんです。

彼は多くの有名な作品をつくっています、こちらのボトルは見たことがありませんか？

北イタリアのアスティーというマスカットを中心に使ったスプマンテ（スパークリングワイン）のトスティーというメーカーさんのものです。　こちらは日本でよく売れているので見憶えのある方も多いのではないかと思います。

このボトルをよーく見てみると真ん中にヘコミがありますよね？

彼の作品には必ずストーリーがあります。

これはフランチェスコさんの初期の作品で、母をイメージしておヘソをデザインしたそうですが、当時このようなボトルを作ってくれる会社がなくて完成までに相当苦労したようです。

このワインのボトルとラベルで大きな成功を納め、今では予約の取れないデザイナーとしてミラノで活躍されています。

２年ほど前まだ私がオリーブオイルを探していた頃に先生と生徒として知り合いました。　フランチェスコさんは大の日本好きでとくにその頃は家紋に興味を持たれていて、京都で買った家紋全集について聞きたいことがあるからイタリア語ができる人から説明を受けたい、そして日本語を習いたいということでした。

何度か家紋について説明し、そして日本語のレッスンをするうちに名刺の事が話題になり、起業するなら名刺が必要だろうということで、作っていただいたわけです。　

名刺のデザインのために会社に対する想いを聞かれました。

私の中にあったのは『本物を紹介できるイタリアと日本のかけ橋になりたい』

イタリア政府から受けたの奨学金、ホームステイさせていただいた家族、お料理を教えてくだれたイタリアのマンマたち。イタリアの懐の大きさに（いい加減ではありますが）本当に感謝しているのです。

そんな想いを話すと、なるほどなるほどと言って、、作ってくださったのが上の名刺です。

出来あがったときの喜びは今もはっきり覚えています。

『本当にありがとう、言葉では言い表せないほど嬉しい』と言うと、『この名刺は西洋と東洋の融合をモチーフにロゴを作ったよ。この名刺が僕の好きな日本で人の手から手に渡ることが僕も嬉しいよ』とフランチェスコさん。

お金を出せば名刺はつくれますが、こんなに想いがこもった名刺は簡単に作れません。人は財産ですね。

　

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