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オリーブオイル専門店ベリタリアのブログ

オリーブオイルを飛行機で輸入している意味を再確認

オリーブオイルソムリエのベリタリアです。

今日は販売会初日でした。 

日頃はオリーブオイルをデパートや商店に卸す仕事をしているので、月に一度のお客様に直接お会いできる楽しみな日でもあります。

ベリタリアのお客様は、明るく楽しい方が多く、販売会で出会ってお友達になることも珍しくありません。

今日はこんなお客様がいらっしゃいました。 ある美味しいオリーブオイルを購入していたが、何度かリピートしていたところ、最後に届いた商品が古かった。 それで購入を辞めてしまったとのこと。

とても残念な話ですが、この場合大切なのが、製品じたいが古かったのか、年度が変わったために味がかわったのかということ。

オリーブオイルは農作物なので、ブレンドして味を調えていない、単一品種のみのワインのように、毎年味がわかって当たり前なのです。

もう一つの可能性としては、日本のほとんどのオリーブオイル輸入会社は船で大量に輸入しています。 そのために250mlを千円台で販売できたりするわけですが、そうすると大量に輸入しなくてはなりません。

何千本も輸入したものが1年で売り切れると良いのですが、場合によっては2年も3年も同じものを販売し続けることになります。

販売数量は予測することが出来ないので、非常に難しい問題ですが、一般的にこれが普通のようです。

弊社では、すべての商品を一度に600本~1000本単位で飛行機で輸入をほぼ毎月しております。

在庫の回転は、短いもので1~2か月、長いものでも半年で売り切れます。

コストは船に比べると何倍もかかりますが、新鮮なものは新鮮なうちに、お客様にお届けしたいと考えて頑張っております。

ユーロも100円から140円になり、なかなか厳しいものがありますが、支えてくださる方々いらっしゃる限り頑張っていきたいと思っております。

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