1Oct
ベリタリアです
シチリアにまさか電車で行く日がくるとは、、
サレルノーシラクーサを電車で行くという距離感は
日本でイメージすると名古屋から宮崎に電車で行くような感じでしょうか?
この距離だと飛行機を使うのが普通でしょうが
予定がぎりぎりまで立たなかったので
必然的に電車となりました。
サレルノでレンタカーを返却した私たちは朝10時の電車に間に合わず、
次の午後2時サレルノ発午後10時シラクーサ着(8時間!)の
インターシティー電車に乗り込みました。
電車は3席・3席が向かい合わせになった旧式コンパートメントです
私はこのタイプが好きなんですよ
広々としていて、今のユーロスター(新幹線タイプ)が座席が狭くなってしまって
ほんとうに情緒がなくなってしまって(その分早くキレイになったけど)残念に思っています。
電車の中でゆっくり仕事ができました
電車はすいていたので6人席を秘書のKUちゃんと独占して
いままでの残務処理をしたり、これからの予定を確認したりと
ゆっくり仕事ができました
イタリア本土のつま先(レッジョ・カラーブリア)の少し北の町ヴィッラ サンジョバンニに到着しました
電車はここから船に乗せられてシチリアまで運ばれます
電車が船に乗ったところ
船の中です、レール付きの船なんですよ
電車はいくつかに分割されこうやって船に乗せられます
乗客は電車に残っていてもいいし(ただし暗闇)
階段をのぼって船のデッキでゆっくりすることもできました
ただ私たちは大きなトランクがあったので
南イタリアでトランクを電車に放置したままにしていいかどうか
少し悩みましたが、隣のコンパートメントにいたおじさんが
車両に残るというので『トランクの見張り』をお願いしました
私たちを乗せた船はいよいよ出港です
隣にも同じような電車を乗せた船がシチリアから到着したところです
こうやって電車を乗せた船がメッシーナ海峡を行き来しています
これが出港するときに見た対岸のシチリア
こんなに近いんですよ
キレイな夕焼けが
時間は夜の7時半頃だったでしょうか
風が涼しく良い気持ちでした
シチリアも過ごしやすいといいなぁと、祈るような気持ちでした
本土側、、日も暮れてちらほら明りが
この日暮れ前後の時間が
一番キレイなんですよね
時間がかかったけれど電車にして良かったと
思えたシーンでした
メッシーナ海峡の真ん中あたり
シチリア側には丸い月が
しばしうっとりしていると『グ~』ってお腹が鳴る音が
考えてみたら昼も夜も何も食べていなかった
(お菓子は食べたけれど)
KUちゃんと何か食べ物はないかと船を探検すると
BARを発見
やっぱりシチリアはアランチーノでしょうということで
食べてみることに
いい色に焼けていて『夏にバカンスしました!』って感じの
BARのお兄さんにアランチョ―ネ2個とお水
そしてエスプレッソををオーダーして
ついでに写真もうつさせてもらう
こんなにでっかいアランチョーネ
パンチェッタとモッツアレラ入りでした
この後どうなったかというと
シラクーサ行きのこの電車は線路の補修工事がはじまるから
シラクーサまで行けないと言われ
私たちは一つ前の駅『カターニア』で降ろされました
用意されたバスにのってさらに1時間かけて
シラクーサの駅に着いたのが夜中の12時
駅前は閑散としてて真っ暗でタクシーもいない、、
待つこと10分やっとタクシーが来て
無事ホテルまで運んでもらいました
11時間の長旅に私とKUちゃんは、、
ベットに倒れこみ死んだように寝ました
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コメント
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コメント (5)
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いつも素敵なお写真と興味深いブログ拝読、拝見させて頂いております。
実は長男はトランペットを習っておりましてトランペットをこよなく愛せる場所は音楽学校だと考えたのか、中学を音楽学校を受験したいと言い出しました。イタリアの音楽学校を視野に考えていこうかと思っております。まずは語学の問題にはなってくるかと思います。
まずはこちらで習得して、イタリアへ行くとなると
高校からでもいいかな?とは思っております。
少しずつ、進路が見えてきた感じです。
親子共々頑張っていこうと思っております。
そういえば、池袋の東急でしたか??イタリアンフェア―を今やっているようです。
帰りに寄ってみようと思っておりますっ。
お体気を付けて頑張ってください!
またお邪魔致します!
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コメントありがとうございます!
将来の目標を持った息子さん素敵ですね。
明確な将来図があると、困難も苦労も楽しみにできるのではないかと思います。
進路、言葉を習う前に一度イタリア旅行をなさって、実際に現地を見ることにより夢をより現実に近い形にすることをお勧めしますよ。
私も以前サッカー留学したい子供さんを持つお母さまにイタリア語を教えていたことがあるのですが、一緒に下見兼ねて旅行なさったときに、実際にイタリアという国を見て、またイタリア語を話す母の姿を見た息子さんが感動なさって、帰国後猛勉強を自主的にするようになったと喜んでおられました。
何かの参考になればと思います。
またNabe chanさんのブログにも遊びにいきますね。
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>ベリタリアさん
早速の貴重なお返事ありがとうございました。
はい、そうですね。現地へ行こうと思っておりますっ。これからも色々とご教示頂けたらと思います。
これから楽しみながら親子共々頑張っていこうと思いますっ!
ありがとうございましたっ!
いつもお邪魔しておりますが、また!参りますっ!楽しみしておりますっ!
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そう、てっちゃん(鉄道ファンの意味)の私にとって、鉄道が船に乗るっていうのはもう、ものすごい憧れなんですよ。ホント一回乗ってみたいと思っています。
それにアランチーニもすごく大きい。これだけ大きければ一個でおなかが膨れますね。
イタリアのバールって基本的にパン物が多いでしょう?あれってのどがつかえるっていうか、そう美味しいものもない気がするので、こういうときのご飯モノって感激もヒトシオかしら・・・
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そうですよー てっちゃんでない私がこれだけ感動したんだから、てっちゃんのがっちゃんには夢の世界でしょうね
一度はオススメです。ただしローマから直行はしんどいのでカラブリアあたりに泊まってから行くといいかもしれません!