22May
No.3「オリーブオイル」
有機栽培EX.V.オリーブオイル 「ベルガモット」 「レモン」 は、イタリア最南部のカラブリア州で生産され、べリタリアでとても人気のあるオリーブオイルです。
サラダ、ムニエルやカルパッチョなどの白身魚料理、それにデザートにもご使用いただけるます。
特に生クリームや牛乳を使うデザート、チョコレート、ナッツ類やクリ、カボチャを使うデザートとの相性がよいため、おすすめです。
今回は、搾油の風景をご紹介します。
搾油風景を見ると、丁寧にオリーブオイルを作っているかどうかが一目瞭然です。
アナスタシ社では、機械でオリーブの実を収穫します。そのため手摘みと違って葉や枝が入りやすいので、まずこうして実以外のものは取り除く作業をします。
葉は、オリーブの色がグリーンになるからとそのまま入れてしまう農家さんもありますが
アナスタシ社ではこうして、オイルにする前には、葉と枝を取り除きます。
搾油の準備が整ったオリーブ
見ていただくとわかりますが、ほとんど葉や枝がはいっていません。
これから搾油が始まります。
オリーブの実がコンベアで運ばれます。
階段状のコンベアが「V」になっているのは、少しずつ丁寧に洗うために小分けにして運ぶためです。
きれいに洗われたオリーブの実は次の段階に
この段階であまり葉が混じっていないことに注目してください。オリーブオイルメーカーによっては、わざと葉を混ぜてグリーンなオリーブオイルを作ろうとする会社もありますが、葉が入ると苦いような雑味のあるオリーブオイルになります。
練りこみ作業を行います。時間はだいたい20分~30分程度でしょうか
それぞれの搾油所にそれぞれのマニュアルがあります。
こうするとオリーブの実から、オイルと水の分離がスムーズになります。
練りこみのときに熱が発生するので、冷やしながら作業が行われます。
この機械は26度前後の温度帯で作業をしています。
これをコールドプレスと言います。
練りこまれたオリーブのペーストは遠心分離機に運ばれます。
こちらの工場でびっくりしたのはこれからです。
オリーブオイルを搾った後には水と果肉と種が入り混じったペーストが残ります。
通常はこのペーストから水を取ったものをサンサとして業者に販売されます。
そしてその業者さんは2番搾り、3番搾りを作るわけですが・・・
アナスタシ社はこの先も自社で完全に土に帰るようなやり方で自然循環しています。
南イタリアではオーガニックオリーブオイルの先駆者的なアナスタシ社では、あらゆる面ですばらしい取り組みをなさっています。
15年という長い取り組みの積み重ねをなさっている実力はさすがだと思いました。
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