パスタレシピ Pesto alla Trapanese

2025/08/31(日)

今日は「ペスト・トラパネーゼ」ペーストを使ったシチリア島トラパニ地方の伝統的なパスタのご紹介です。 加熱しないのでこの季節にお勧めです。


ジェノベーゼというバジルと松の実を使ったパスタはよく知られていますが、このペストトラパネーゼはまだまだ日本では知られていないかも知れません。


バジル、トマト、アーモンド、ニンニク、オリーブオイルを主な材料とし、特にアーモンドをメインに使うのが特徴です。これはトラパニの近くにパーモンドの産地があるからです。


ジェノベーゼに似ていますが、アーモンドとトマトを加えることで、より爽やかで夏らしい味わいになります。


パスタはブジアーテという名前のネジ型パスタを使うのが定番ですが、日本では手に入りにくいので、フジッリなどショートパスタ、もちろん通常のパスタでも美味しくいただけます。


トラパニで習ったのはトマトとニンニクを加熱しないレシピでした。完熟トマトでしたらこのレシピで大丈夫ですが、日本の少し水っぽいトマトでしたら、一度オリーブオイルで加熱し水分を飛ばしたほうがより現地に近い味が出せると思います。


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<材料/4人分>

・ミニトマト 約200g

・アーモンド(無塩) 50g

・バジルの葉 25〜30枚

・ニンニク 1片(小さめ、芽を除く)

・オリーブオイル「 ポリフェーモ」 70ml

・ペコリーノ・ロマーノチーズ(またはパルミジャーノ) 30g

・海塩 小さじ1/3〜1/2(味を見ながら)

・黒こしょう 少々

・レモン汁 好みで


<作り方>

下準備:ミニトマトは洗いヘタを取るバジルは枝から外し洗って水気を取る。

    アーモンドは乾煎りする。

    ニンニクは耐熱容器に入れ軽くオリーブオイルをかけ500wで1分加熱


1.準備したアーモンドにんにく塩をフードプロセッサーに入れ荒く砕いておく。

2.【1】にトマトとバジルを加えさらに拡販しなめらかにする。

3.オリーブオイルポリフェーモを加えさらになめらかなペースト状にする。

4.茹で上がったパスタと絡め、チーズと黒胡椒で味を整える。

5.バジルを添える。

6.食べるときにレモン汁を少し回しかける。


【ポイント】

・バジルは熱に弱いので、攪拌時間は短くして色を鮮やかに保つ。

・トマトは完熟で甘みの強いものがおすすめ。そうでなければオリーブオイルで加熱する。

・生ニンニクはきついので1/3程度にする。

・冷蔵で2〜3日保存可能、冷凍も可。(香りはやや落ちます)


◎このソースはパスタだけでなく、ブルスケッタやグリル野菜、魚のソテーにも合います。

どうぞお試しください。


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