8Oct
みなさまこんにちは、オリーブオイルソムリエのベリタリアです。
フェルミエのチーズツアーが始まりました!
このツアーのすごいところは、現地集合、現地解散。ということで、トリノ空港に集合して、1週間後にベネチア空港で解散になります。
トリノ空港で到着した参加者さんたちをピックアップしたのち向かったのはブラで開催されているチーズ祭り。 2年に1度の開催とあって大きなお祭りです。
まず向かったのは、プレシーディオチーズ(特別に保護されたチーズ)のブース。
それぞれが希少なチーズとしてスローフード協会から守られています。
東欧のスモークチーズ。
見た目はまるでさつま揚げのようで、もしかして甘辛?と思ってしまいました。
よーく見ると模様は東欧風で繊細な感じ。
お味見してみましたが、少しパサパサしていて、お世辞にも美味しいという感じではなかった。
お味は別として、こういった少数派を守ろうという活動に共感します。
こちらのバベルの塔のようなチーズは、レオナルド・ダ・ビンチが書いた有名な「モナリザ」 イタリア名では「ジョコンダ」の結婚式で食されたチーズとして有名。
丸い大きさの違うチーズが段々になっているので、これはどうやって熟成するのだろう?と不思議でした。
あと、運搬も難しいだろうなぁとか。
当時のこのチーズの取り扱いに思いを馳せました。
こちらは、白い牛(たしかテストーナと呼んでいたと記憶:テストーナとは石頭という意味)
白い牛のミルクで作ったパルミジャーノ・レッジャーノ 香りがよくて優しい味がしました。
好みな感じでした。 本当にパルミジャーノの世界も奥がふかい。
こちらは、フランスとイタリアの国境ちかくのアルプスで放牧された牛の乳を使ったチーズ。
未だにアルプスで2頭とか5頭とか飼っている農家さんが4~5件あり、そのミルクを集めて作った本当に希少価値のあるチーズだそうです。
このチーズを販売していたおじさんと息子さん、アルプスでチーズを作ってるにしては風貌が???と思ったら、「」僕は工場を経営してるんだよ」と、なんとこのアルプスのチーズを守る協会の会長さんだそうだ。 もちろんボランティア。
イタリアの小さなチーズ生産者さんは、こういった力強い助っ人たちの手で守られているのだと実感しました。
そして、我らが本間るみ子さんは、このチーズ祭りにおいては超有名人で、数メートル歩いてはお友達に会い、数メートル歩いては写真をお願いされ、、
日本でも有名人なのに、ヨーロッパでは更に有名人ぶりを発揮していました。
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【ベリタリアよりお知らせ】
旅行の途中、そして最終地ミラノで読者プレゼントを購入しようと思っています。
これは、日ごろベリタリアの商品を購入してくださっているお礼です。
この旅行記の最後に、プレゼント商品をアップしてから1週間の応募期間を設けて、その後厳正な抽選後当選をもって発表に代えさせていただきます。
応募の条件は、期間中(10月1日~10月13日)にベリタリア通販サイト でお買い物をしていただいた方に限ります。
お楽しみに!