12Jul
古い歴史をもつヨーロッパ各地には、それぞれの地域の食文化を象徴する食品が数多くあります。
EU(欧州連合)には、こうした食品の品質や安全性の保証と生産者の保護のため、2つの認証制度「IGP」と「DOP」を設けています。
IGP DOP
IGPが州のようなやや広い地域の特産品認証であるのに対し、DOPはそれよりも狭い町や村の特産品であることを証明するマークです。
EUから「IGP」「DOP」として認定を受けるには、その生産地域、生産国、EUの順で審査に通らなければならず、認定された後も、その製造については、厳しい品質基準を満たすことは当然として、さらに誰が、いつ、どこで作ってものかということを原料にまでさかのぼって証明しなければなりません。「IGP」「DOP」の認定は大変に厳しい制度なのです。
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コメント (1)
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こんばんは。欧州共通のAOPが、イタリアの
DOPに相当しますね。フランスのAOC=原産地
統制呼称(イタのDOC)は、ラベル表示をAOP
に切り替えいます。日本でも、これに関する
沢山の記事が出ています。
因みに、フランスの記事によると、欧州全体
では、170以上のチーズ、バターなどが AOP
指定で、イタリアのDOPチーズは32種類。