飲めるオリーブオイル『バランカ』と直輸入イタリア食材

ベリタリアです

今日は全国的に雪だったそうですね、私も朝、、窓の外を見て

ど～しよう　ちょっとあせりました。

そしていつものように、キャロットジュースに大匙１杯のオリーブオイルを入れ　

ゆっくり噛み砕くように飲みました。

お陰さまで私の肌は乾燥知らずです。

私が毎朝お世話になっているのはサルデーニャ島の

サンジュリアーノオリーブオイル 　ドメニコマンカ社

最初にこのオイルに出会ったのは2001年ローマ

一番左のボトルですが、当時ひょうたん型のボトルが珍しく

しかもサルデーニャ島のものだということで

日本の小豆島を思い出したものでした。

フルーティですっきりした口当たり、パンと一緒にいただくと、、

うわ！　美味しい　あの時の感動は忘れられません。

サンジュリアーノオリーブオイルはサルデーニャ島の「ドメニコ・マンカ農園」という所で作られています。

この会社は自社オリーブ園を所有し、収穫から生産、瓶詰め、出荷まで全てを一貫して自社で行う数少ない会社なんですって。

これはすごいことで、途中に輸送したり、他の人の手がはいらないということは、オリーブを搾り瓶につめるまでの時間が節約できるということなんです。早ければ早いほど酸度が低い、サンジュリアーノのオリーブオイルが高い品質を保っている理由なんですね。

収獲したオリーブ果実は1時間以内に石臼で粉砕圧搾されます。石臼を使うと熱が発生しにくいのでよりオリーブの品質を保つことができすのです。　（コールドプレス）

こういったオリーブオイル作りの事をしって、最初にサンジュリアーノオリーブオイルをテイスティングしたときの『これはまるでオリーブのｼﾞｭｰｽ』と思ったことが納得できます。

「リグーリアの気品ある繊細な味わい」 「トスカーナの若々しい活力ある風味」 「シチリアの舌を包み込むような甘み」　各地の長所を兼ね備えた万能オリーブオイル（褒めすぎじゃないですか？）

人気の秘密はコレなんですね。

食文化の視点でみるとその良いところ取りの理由がわかります。

イタリア本土、フランス、スペイン、コルシカ島、シチリア島、アフリカ大陸に

囲まれるように地中海に位置するサルデーニャ島は

その歴史で何度も侵略されてきました。

そのため人々は脅威をさけるために、島国でありながら海岸部を避け、

島の内陸に集落を作って生活をしていたそうです。

そのため、各地より流浪の移民がいつのまにか住みつきました。

その各々が郷土の味を求めたためなのか、いつしか地中海食文化の基とも言える

オリーブオイルにも影響を与え、サルデーニャのオリーブオイルが

どの国、どの地方のものとも異なるものでありながら、

どこの郷土料理にも合う万能とも思えるものを産するようなったというわけです。

料理研究家の飯田深雪先生は『神はその土地が必要なものを与える』とおっしゃいましたが

まさしく、様々な民族に侵略され人種のるつぼであったサルデーニャならではの

必要不可欠なオリーブオイルだったのかもしれませんね。

サンジュリアーのオリーブオイルは　→　コチラ

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