1Nov
みなさまこんにちは、オリーブオイルソムリエのベリタリアです。
トスカーナ・モンタルチーノに来ています。 去年の秋に続いて二度目のコルデッラ社訪問になります。
8月にマッダレーナさん一家が来日したので、半年に一度会ってる計算になります。
あいにく朝からの降ったりやんだりの中、フィレンツェから車で2時間かけてモンタルチーノにやってきました。 収穫を見るために訪問したのですが、雨続きでまだ収穫ができないでいました。
右が今年からオープンしたレストランとアグリツゥーリズモ。 いつもこちらの方で試飲させていただきます。
中はとても素敵なので、またいつか特集をしてご紹介したいと思っています。
今回も、待っていました! マッダレーナさんのお父さん。
今年日本に来て以来、本当に日本が大好きになったとか?! この日も大歓待していただきました。
今回の目的は、来年出荷されるモンタルチーノ2009年の試飲でした。 どんな出来かとっても気になっていたのですが、今回試飲させていただいて安心しました。
2008年はバランスが取れていて素晴らしいワインですが、2009年は更にふくよかさがあり、少し落ち着いてくると、どういう風に化けるか? とても楽しみなワインです。
今回は初めて訪問のお友達が一緒だったので、ワイナリーの方も案内していただきました。
一通りワイナリーをまわって、外に出るとすっかり雨がやんでいたので、ブドウ畑の方にも案内していただきました。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノになるぶどう「サンジョベーゼ グロッソ」収穫目前です。
グロッソという名前なので、大きいのかとおもっていたら、バローロのぶどうである「ネッビオーロ」よりもわずかに小ぶりでした。
今回ぶどうを見て感じたことは、手入れが行き届いていて、とてもキレイなブドウだということ。 徹底的に選別するという言葉がホンモノなのだと感じました。
手でつまむとこんな感じ。 人差し指の爪の大きさ程度でした。
食べてみると、それはそれは甘くて美味しいぶどうでした。 毎回思うことは、ワイン用のブドウはとても美味しい! 逆に言うと、美味しいぶどうからしか美味しいワインはできないということ。
コルデッラさんの敷地は、ご覧のとおり見渡す限りびっくりするような広さ。
写真の真ん中に固まりがあるのがわかりますか?
これは、モンタルチーノで有名な糸杉で、プロの写真家達が好んで撮影する場所として知られています。
近くでみるとこんな感じです。 トスカーナなどの写真集をみていると、この写真を見た記憶がある方もいらっしゃるのではないかと思います。
こちらの畑もコルデッラ家の所有です。
まだまだブドウを植える土地があるから、これからもっとワイナリーを大きくしていきたいとマッダレーナさんは言います。
そして、面白いワインを作る予定があるの。とも。
まだ若干35才。 デザインの好きで細やかな彼女が作り出すワインはとても華やかで繊細。
これからますます楽しみなワイナリーです。
マッダレーナさんのワイン「ブルネッロディモンタルチーノ」それぞれ期間限定6本セットで購入しやすいお値段になっております。
在庫わずかとなっておりますので、お早めに。
(ロッソ・ディ・モンタルチーノ2011年はお歳暮分を残して完売しました。ありがとうございました!)
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