7May
みなさまこんにちは、オリーブオイルソムリエのべりタリアです。
トスカーナを後にして、電車移動でアッシジに到着したのは午後7時頃。 すっかり日暮れて真っ暗でした。
イタリアで一番好きな街はどこ? と聞かれると、3回に1回は『アッシジ』と答えてしまいます。
私はカトリックでも何でもないのですが、カトリックの聖地、日本で言うと高野山のような「アッシジ」の雰囲気が大好きです。
海か山のどっちが好き?と聞かれると、即座に海と答えますが、アッシジはイタリアのヘソと呼ばれる内陸で、まったく海はありませんが、なぜか心ひかれるものがあります。
午後7時にアッシジ駅に到着して、迎えに来てくれたタクシーに乗り込み、友人宅に着いたのが7時半ころ。
北イタリアへの移動までに数日間、友人宅に3日間滞在させていただく予定でしたが、少し体調がすぐれなかった事もあって、一日延ばして4日間の滞在になりました。 久しぶりに会う友人は全く変わってなくて、いつも温かく迎えてくれ、本当に私にとってはありがたく感謝すべき存在です。
1日目は死んだようにただひたすら寝て、2日目は昼過ぎに起き上がってのそのそ仕事をし、夕方カメラを抱えて街を散策しました。
アッシジの町はどこを切り取ってもフォトジェニック、カメラ好きな私にはたまりません。
大好きなサンフランチェスコ寺院を時間を変えて撮影してみました。
小鳥に説教したと言われている「聖フランチェスコ」 その中心であるサンフランチェスコ寺院は1997年の大地震のときに倒壊しましたが、今ではすっかり復元されています。
寺院に続く坂道を降りて、階層になっている寺院の階段近くまでいくと、すっかり日がくれて、空の群青色と回廊のライトのコントラストがあまりに美しかったので、撮影してみました。
アッシジのあるウンブリア州もまたオリーブオイルの美味しい地域です。
いつかアッシジの近くで「サンフランチェスコ」にご縁のあるオリーブオイルを探して、取扱いたいものです。