4Aug
元々オリーブはトルコ近くの小アジアが原産で、ギリシャ人がイタリアに運んで来たというルーツを見ても、このあたりが他のイタリアの州に比べオリーブ栽培が盛んなのは、歴史的な背景があるからだと現地に行き自分の目で確かめて実感が湧きました。
バランカファミリーはこのギリシャ遺跡の山の麓でカラブリア州の土着品種「カロレア」という青い香りが特徴のオリーブを育てています。この辺りの海でとれる白身魚やアサリ、エビに合うフレッシュライトなオリーブオイルです。
「海に近いこの畑は有機栽培のオリーブを育てるのにとてもいい、海風がオリーブを病気から守るんです」と農園当主のロベルト氏の言葉を聞き、日本でもさっそく瀬戸内のあさりを使ってアサリのパスタを作りその美味しさに感動しました。
今年は、オリーブオイルをBIOL(有機栽培オリーブオイル国際コンテスト)に出品したと聞いたのは今年の2月のこと、初出品で金賞を獲得したと連絡がありました。 コツコツと少しずつですが進化を続けている将来楽しみなオリーブオイル農家さんです。