18Oct
福岡県糸島市で代々醤油蔵を営んできたミツル醤油醸造元は、50年前に自社商品を作ることをやめ、製造が途絶えていました。
現在の代表である城さんが、自分の醤油蔵を再興すると決めて東京農大に入り、卒業後にいくつかの醤油蔵で修行をし、ついに自社の醤油蔵を再興するという夢を叶えます。
2010年より新しく体制を整えて自社での醤油醸造を再開し、それから自社の醤油が出来て、第一号からベリタリアではこのミツル醤油さんの商品を扱っています。
今年になって新しく世に出た商品「だいだいぽんず」は、ミツル醸造元の「生成り、濃口」を使い、それに橙(だいだい)果汁を30%、厳選された本みりんと純米酢を合わせ、さらにたっぷりの鰹の削り節と昆布に漬け込んで作っています。
ちまたで美味しいポン酢だと言われているものの裏を見ると、大体うま味調味料が入っていたりするものですが、この「だいだいぽんず」は、うま味調味料はもちろんのこと、よくあるブドウ糖加糖液や保存剤は使用していません。
その味わい、昆布やカツオ節のダシ感がしっかり感じられ、そこにキリっとした橙の酸が効いています。生成り濃口醤油の旨味、いくつもの旨味が複雑に口の中に広がり、それでいて嫌味なくすっとまとまっていきます。
鍋料理のつけダレとして、オリーブオイル「バランカ」と一緒にサラダのドレッシングやカルパッチョのタレとしてもお使いいただけます。
素材:醤油(生成り、濃口)、橙、みりん、米酢、昆布、カツオ節
生産国:日本
価格:¥972(税込)
*開栓前は冷暗所保存、開栓後要冷蔵