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オリーブオイル専門店ベリタリアのブログ

レモンオリーブオイルの物語

  • 2021
  • レモンオリーブオイルの物語 はコメントを受け付けていません

1、レモンオリーブオイルについて

 

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オリーブオイル専門輸入会社『ベリタリア』では、
通常のオリーブオイルだけでなく
さまざまなアロマの香りのする
オリーブオイルも取り扱っています。

 

アロマの香りのするオリーブオイルは、
フレーバーオリーブオイルと言います。
人工香料で香り付けをしているのではなく、
シチリア産・カラブリア産レモンと
有機栽培のオリーブを一緒に搾って
ボトリングしている天然アロマです。

 

レモンの香りが心地よく食欲をそそり、
お料理をワンランクアップさせ
爽やかなレモン風味がクセになるオリーブオイルです。

 

製造している『アナスタシ社』は
有機栽培オリーブオイルにおいては
常に南イタリアの先駆者です。

イタリアの有機認証だけでなく、
世界で最も厳しい有機認証団体として知られる
【Demeter:デメター】からの認証まで取得している
信用できるオリーブオイル生産者さんです。

 

 

 

 

2、レモンオリーブオイルのオススメ使用法

サラダや白身魚のカルパッチョ、鶏肉のソテー、
そしてデザートなどさまざまなお料理にご使用いただけます。

おすすめの使い方をご紹介します

★パンナコッタにレモンフレーバーオイルをかければ簡単なデザートの出来上がり!

contentレシピはこちら:https://veritalia.co.jp/blog/?p=4393&fbclid=IwAR0v6zulpoPcDx_rcNYOpMxoCS9GDwLat_ZDpj6ysfgKGbzE_uuUDbJ2nL0

 

 

 

菜の花のからし酢味噌和え レモンオリーブオイル風味

o0839108014360695589レシピはこちら:https://ameblo.jp/veritalia/entry-12441372445.html

 

 

 

【レシピ】苺のレアチーズケーキ はちみつレモンオリーブオイルがけ

o1080144014756266659レシピはこちら:https://ameblo.jp/veritalia/entry-12595125794.html

 

 

 

レシピ チコリのアボガドディップ

o0720048012872465088-2レシピはこちら:https://ameblo.jp/veritalia/entry-11780891744.html

 

 

 

チーズの専門家 梶田泉先生がチーズとの組合わせを
ippin(イッピン)で紹介してくださっています。
→ https://ippin.gnavi.co.jp/article-3283/

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3、レモンオリーブオイルの産地ご紹介

レモンオリーブオイルは、
イタリア半島のつま先に位置する
カラブリア州のアナスタシ社で
製造されています。

アナスタシ社の搾油所はカラブリア州の
一番大きな空港ラメツィアテルメから
南に車で30分ほど走ったところにあります。

この場所はSerra州立公園の中にあり、
国際自然保護基金の認定地でもあるため、
農薬散布や木を切ることさえ
勝手にできないという場所です。
高速を降りてから山道を15分ほど走ると、
やっと搾油所の入り口にたどりつきます。
門を入ると、遠くには深い森が広がっていて、
近くには一面オリーブの木が
斜面いっぱいに広がっています。
搾油風景を見ると、アナスタシ社では丁寧に
オリーブオイルを作っていることが一目瞭然です。

 

まず、機械でオリーブの実を収穫している時に入った
葉や枝をキレイに取り除く作業をします。
葉を入れるとオリーブの色がグリーンになるので、
そのまま入れてしまう農家さんもありますが、、、w(笑)
葉が入ると苦いような雑味のある
オリーブオイルになります。

 

異物を取り除ききれいに洗われたオリーブの実は、
次に粉砕され練りこみ作業に入ります。

時間はだいたい20分~30分程度でしょうか
それぞれの搾油所にそれぞれのマニュアルがあります。

練りこみのときに熱が発生するので、
冷やしながら作業が行われます。

これをコールドプレスと言います

練りこまれたオリーブのペーストは
遠心分離機に運ばれていきます。
ここで水分と果肉に分けられ、さらに
水分はオリーブ油と水に分けられます。

 

20年という長い取り組みの中で試行錯誤して得た
オーガニックの知識や技術を積み重ねた実力は
何ものにも変えがたいと感じました。
こちらの搾油所でさらにびっくりしたのは、
オリーブオイルを製造する動力を
完全にオリーブオイルの搾りカス(サンサ)から作られた
メタンガスや太陽光パネルでまかなっている点でした。

 

私が現地で見て心に残ったことを
下記に箇条書きにしておきます。

1、オリーブオイルを作った後には
水と果肉と種が入り混じったペーストが残ります。
水は貯蔵し、必要なときにオリーブの木に散水します。

2、オリーブオイルを搾った後のペーストは
貯蔵タンクに保管されて、
熟成するとメタンガス発生します。
そのメタンガスで電力を作ったり、
また暖房の燃料に使います。

3、ペーストの中から種のみを
取り出す技術を持っています。

4、油を含んだ種はよく燃えるので
燃料として使われます。
特に香りがよいので、
ピザ屋さんに販売されることもあるそうです。

5、搾油所の屋根には、ソーラーパネルが設置されており、
作った電力で機械などの動力をまかなっています。

6、南イタリアの厳しい夏を乗り切るために
散水設備が整っています。
湖から水を引く電力も自社でまかなっています。

 

「州立公園の中にある畑ですからね、
自然との共存が必要なんですよ」と
オーナーは笑って答えられていましたが、
自然を尊重しつつオリーブを育て
オリーブオイルを作るシステムを作るために
並以上の努力や投資が必要だったことは
容易に想像できます。

通常オリーブペーストは水分を搾ったものを
サンサとして業者に販売されます。
そしてその業者さんはサンサに薬剤を入れて
2番搾り、3番搾りを作ります。

オーガニックの先駆者的なアナスタシ社では、
サンサは業者に販売せずに自社で
完全に土に帰るようなやり方で自然循環しています。

 

 

ステキな景色なども写真とともに
ブログにアップしていますので
ご覧くださいね。

1、ベルガモットオリーブオイルの「アナスタシ社」訪問1
https://ameblo.jp/veritalia/entry-11402446305.html

2、ベルガモットオリーブオイル「アナスタシ社」訪問2
https://ameblo.jp/veritalia/entry-11404078835.html

3、ベルガモットオリーブオイル「アナスタシ社」訪問3
https://ameblo.jp/veritalia/entry-11429641199.html

4、ベルガモットオリーブオイル「アナスタシ社」の自然循環への取り組み
https://ameblo.jp/veritalia/entry-11411657146.html

 

 

 

 

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