20Sep
みなさまこんにちは、オリーブオイルソムリエのベリタリアです。
今日は胃腸の働きを活発にして便秘に効くオリーブオイルのお話しをします。
(これは順天堂大学医学部:小林弘幸先生の文章を参考にしています)
夏に冷たいものを沢山食べた胃は以外と疲れています。 食べ物がおいしい秋になって、暴飲暴食をすると、胃腸に負担がかかり、消化不良になったり、便秘になったり、色々な症状となって現れます。
そんな症状の助けになるのがオリーブオイルです。
【オリーブオイルの胃腸に対する効果】
①オリーブオイルは胃腸の運動を活発にする助けをします。
②内臓粘膜の炎症を抑える働きがあります。
③腸の働きを活発にして、便秘解消になります。
【何故オリーブオイルが効くか】
オリーブオイルには大量のオレイン酸が含まれていて
これが腸を刺激して、ぜんどう運動(食べた物を便に変えながら大腸のほうへと押し出して行く動き)を活発にさせるのだとか。
飲むときのポイントは一度にまとまった量を飲むこと。
オリーブオイルを使った炒め物などの場合、一度に摂取できる量が少ないのでオレイン酸は小腸で
すべて吸収されてしまいます。
ところが大さじ一杯をジュースに加えるなどしてそのまま飲んだ場合、あまりの量に小腸では吸収しきれなくなり、それが食べ物の残りと混ざり合いそのまま便になります。
これにより油分を良く含んだ状態の便ができるためスルッと出るようになるのだそうです。
【オリーブオイルの摂取方法】
効果的なのは腸のぜん動運動が盛んな朝に大さじ一杯分取ることです。
実験も行われなんと64人の被験者のうち63人の便秘が解消されたそうです。
より効果を高めるには腸を温める食材を一緒に取ると良いそうです。
【どんなオリーブオイルを選べばよいか】
オリーブオイルは酸化していないフレッシュなものを選ぶ必要があります。
ベリタリアのエクストラバージンオリーブオイル「バランカ」は酸化しないよう最大限の努力を払っています。
①飛行機でイタリアから日本に運んでいる
②自社の地下倉庫で出荷まで大切に保管している
③2か月に1度イタリアにオーダーして、オーダーごとにボトルに詰めることによって酸化を防いでいる。
など、油を酸化させないように最大限の努力を払っています。