11Jul
こんにちは、オリーブオイルソムリエのベリタリアです。
今日は久々のお休みでした。 朝から大掃除をして要らないものを捨てて、冷蔵庫にあるものでお料理を作ったので、スペースができてかなりすっきりしました。
フランスのお土産でいただいたタップナード3種類、ゴルゴンゾーラドルチェ、パンとリンゴを用意してワインが欲しいのをぐっと我慢してオリーブオイルのテイスティングをすることにしました。
タップナード久々で美味しかったのですが、はやり瓶入りのものよりも塩水漬けのオリーブで作ったものの方が(当たり前ですが)フレッシュで美味しいですね。
方法としては、グラスに入れて実際に飲んでみたり、オイルによって合う料理を探してみたり。 本当にワインとそっくりです。
オリーブオイルは、まず自分好みの味というものを把握し、それからどのお料理に合うか?そんなことも知るとぐっと面白さがわかって興味が湧いてきます。
ワインと同じですね。
もちろん、体や美容に良いオリーブオイルは、フレッシュであることが肝心なので、賞味期限や香り・味をチェック。
ときどき残念なことに、元々イタリアで好きだったオリーブオイルを日本で食べるとイタリアで味わった時と全然違う味だったりすることがあります。元の味を思いだしながら、時間がたちすぎて元気がなくなっているオイルだなぁとか、暑い場所に保管されいて疲れているなぁとか、想像しながらテイスティングしたりします。
オリーブオイルの輸入業者さん販売者さんの間でも意外と徹底していないのは温度管理。 コストがかかりますからね。
バランカ社のような保管にまで気を使っている会社ではエアコンを使って温度管理そしたり、地下に保管倉庫を作ったりそれぞれに工夫をして気をつかって管理しています。
ちなみに、ベリタリアではオリーブオイルを定温のセラーに入れて保管しています。まだ一回あたりの輸入本数が数千本で飛行機で輸入しているのでこれも可能ですが、将来本数が増えた場合の保管場所も考え中です。
ベリタリアブログの読者さんなら記憶にあるとおもいますが、冬には『オイルを凍らさないように!戸棚に入れて』と、何度も書いておりましたが、実は低温よりも高温のほうがオイルに与えるダメージが大きいのです。
低温の場合は香りが飛んだりしますが、高温の場合は香りは飛ぶだけでなく、酸化の危険性もあります。
一度蓋をあけたオイルをガスコンロの横に放置してないですか?
日蔭の涼しいところに置くようにしてくださいね。
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コメント
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コメント (6)
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オリーブオイルはワインと通じるものがあると
今しがた、旦那さんに話しをしているところでした。
なんだかタイムリーで嬉しくなりました。
ベリタリアさんには、美味しいオリーブオイルを勉強させていただいていて、感謝しています☆
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コメントありがとうございました。
さすがワインエキスパートのご夫婦。そうなんですよ、オリーブとぶどうは好みの気温とか土の成分とかとっても似ているんです。イタリアでは有名なワイナリーがオリーブの木をぶどうを守る目的で植えてオリーブオイルも製造していたりするんですよ。
オリーブオイルのテイスティングはワインのテイスティングを元に構成されているのでそっくりです♪ ワインのようにお料理によって使い分け、なんてのが理想ですね。
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うわ~、家で使っているのは、ガスコンロの上です。
蓋をあけて日々使っているものは、夏には、どういうところに保管しておくのがいいでしょうか?
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ええ~^^;; オリーブオイルは油の中では一番酸化しにくいオイルなのですが、やっぱりできるだけ体に良い状態で食べるには、流しの台下に入れてください。
油は腐りませんが、酸化しますよ~
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一度、冷蔵庫に入れて、固まらせてしまいました
今は、テーブルの上なんです。
パンやドレッシングに使いますから、直すのが面倒になってしまいました。
おいしいです♪
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そうですか~
凍らせても味は変わらないので大丈夫ですよ。風味が少し落ちますが、、
それよりも、直射日光に一番弱いですが、、これでもオリーブオイルは一番酸化しにくいオイルなんですよ。 他のオイルは、、全く気を使われてないですよね。