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オリーブオイル専門店ベリタリアのブログ

「オリーブオイル」イタリア買付日記

  • 2015
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10月1日より北イタリア〜中部イタリアを中心に今年のオリーブオイルの状況調査と買い付けに行ってきました。今年のイタリアは全般的に質のよいオリーブオイルが出来ていると聞いていました。実際私が数カ所の搾油所でテイスティングしたところ、オリーブの品種の特徴がしっかりわかる高品質のオリーブオイルを作っているところが大多数でした。
搾りたてのオリーブオイルにとって辛味と苦味は大切な要素で、このバランスが取れたオリーブオイルを作るには、どの成熟段階でオリーブの実を摘むか?というタイミングがそれぞれの農家さんのノウハウです。 
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搾ってすぐ辛味、苦味ともマックスですが、時間の経過と共に、これらの要素は段々薄れていきます。そのため、辛味の強いオイルを味わえる今の時期にピリリと辛いオイルをパンに惜しげもなくかけて食べるのが、オリーブオイルヌーヴォーの醍醐味と言えます。
ところで、私が2年ほど前から探していたイタリア中部のウンブリア州のオリーブオイルですが、オリーブオイル農家さんとの契約が整い、2015年の秋から新油が入荷します。
今イタリアでは緑茶がブームですが、このウンブリア州の品種モライオーロの搾りたては、まさに緑茶の苦味に、辛味を足したような懐かしさを感じるお味です。通常300前後と言われているポリフェノール値も500を超える高ボリフェノールなオリーブオイルで、この冬を乗り越えるのにオススメです。
これで新油のラインナップは南のバランカ、そしてポリフェーモに続いて3つ目のオリーブオイルとなります。
11月の中旬〜末にかけて入荷しだいお知らせいたします。
〜ベリタリア バイアー 藤本真理子〜
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