30Oct
イタリア食材のベリタリアです
毎朝、季節の果物をスムージにして飲んでいます、
最近のマイブームはカキとリンゴとショウガ、美味しいし体が温まりますよ。
でも、日本の果物は高い。これ何とかなりませんかね。
一方、果物が豊富で安いイタリアですが
この季節になると市場ではたくさんの柿をみかけます
そして、肝心の名前はイタリア語でCACHI カキって言うんです。
イタリア語ではCAは カ CHIは キって読むんです。
な~んだ普通じゃないかと思ったそこのアナタ
笑えるのはこれからなのです
柿はもちろん日本語で、イタリアではそれをそのまま使ってるだけなのですが、
そこはただじゃすまないイタリア人、自分たちのルールにあてはめます!
そう、イタリア語には単数、複数があるんです。
I アイで終わるのは複数なので、(英語の~S みたいなものです)
カキというとイタリア人にとっては複数なんですね。
それが単数だったら英語のようにSが取れるのではなく、 I が→ Oに変わるんです
だから一個だったらカコって呼ばれるんですよ!
自分たちのルールにのっとって名前勝手に変えてるんですよ、ありえないでしょう?
そうそう、以前に書いた記事 (パニーノ パニーニ)を思い出してください
一個だったらパニーノ 複数個だったらパニーニ
つまり単数 O が最後にくる、 複数 I が最後にくるんです。
※ これは男性名詞の場合です
イタリアで柿を一個買うときには、 ウン カーコ ペルファヴォーレ ですよ!
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コメント
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コメント (2)
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ええっ!! そうなんですか?
文法の授業で「外来語は単数複数関係ない」みたいなことを習ったし
「カコ」って言ってるのを聞いたことがないです・・・。
まぁ果物や野菜の場合、複数で使うことが圧倒的に多いので、
聞く機会がなかっただけかもしれませんね~。
ちなみにイタリア人、柿好きな人多いてすね~。
私は干し柿以外は食べませんけども。
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さすがMAUさん!指摘の通り、『外国語は単数複数関係ない』ってのはあたっていて、厳密に言うと全部カキで大丈夫なはずなんですが、この柿 cachiについては、元々イタリア語だと思ってる人が多いのが原因でこうなったんだと思います。
カコっ聞くたびに、『カキって日本語だからカコって活用しないのよ~』って教えてあげると、『へ~知らなかった』と言われることが多いんですよ。
確かに果物野菜は普通複数で呼ぶし、イタリアでは普通一個買うことは普通ないので、遭遇することはないかもしれませんよね。