8May
ベリタリアです
イタリア最大の屋内市場と言われている
サルデーニャ島カリアリの市場にやってきました
新しい町にいくと必ず市場に足を運びます
そうするとその町の食の状況がよくわかるんですね
それにしてもこのカリアリの市場、、本当に大きいんです
二階建てで中二階が野菜やハムチーズ 半地下が魚売り場
どんなものがあるか楽しみです!
まずはこちら、、、かたつむり? たにし?
こちらの貝のようなもの、名前は忘れましたが
地中にもぐって生活しているカタツムリの一種だそうです
よーく見てみると
サザエやタニシのように出口は固い殻のようなもので覆われているのですが
実はこれは殻ではなく、真ん中の貝が出している泡、、
これが時間とともにノリが硬くなるような感じで固まって
フタになるそうです
地中で暮らしているのでこういう進化をとげたのでしょうか?
お味の方は、、?
売っていたおばさまに聞いたところ
『おいしわよ~~』と
でも、私はこの手のものは苦手なので
軽くスルーしました
つづいて、市場の定番野菜
トマト、トマト、トマトです、、
よーく見てみると
縮緬状になったキャベツの右どなりのトマト
巨大じゃないです?
これは『牛の心臓』と呼ばれる南イタリアのトマトですが
縦に皺がはいってるのが特徴で
かなりグロテスクです
そして、そして、あ、、ありました
プンタレッレ
私コレ好きなんですよね
ローマのお野菜というイメージですが
サルデーニャにもあるんですね
隣を見てみると
端正に並んだカルチョーフィ
これは皮剥いて料理するまでの
下ごしらえが大変なんですよね
食べられるところはチョットだし
でもお味は抜群
それまでの苦労が吹き飛びます
そしてお尻からの写真で失礼、、
フィノッキオです
これも大好物
塩コショウ、オリーブオイルでコンディメントはOKです
パドヴァでホームステイしていたときに
毎日食べさせられ
最初はセロリのような特殊な臭いに ウヘッ
それが日に日に平気になって
ある日、、『私これ好きかも?』という状態までに進歩
今ではときどき夢に出てきます
それから春と言えば
イチゴ
もありますが、
右横にあるの『野生のアスパラガス』
少し苦みがあって野生らしく
青い味が強い
まさに旬の野菜です
こちらはサルデーニャ島の巨大なラビオリ
名前は、、?
一個が餃子くらいの大きさで
なんと編みこみ模様が入っています
とうやって作るんだろうと目を皿のようにして
見てみましたが、、?謎です。
こちらのラビオリはシチリアでも見かけたので
やっぱり文化的には一緒だなぁと再確認
続いて地階に行きます
一番目についたのはイセエビとオマールエビ
食べたい~と思ったけど
買っても調理するところがないので断念
お魚屋さんのお兄さんたちは
威勢がいいのは分かるけど
愛想、愛きょうもよさすぎ、、
みんな『よしもと新喜劇』の人かとおもったほどでした
笑わせていただきました
飛び跳ねディスプレイされているのは
かのガンベロロッソ
おじさんが皮をむいて『ホレ』と生で差し出され
私は少し躊躇しましたが、、
受け取って食べてみると
甘エビよりもさらにネットリした甘味が(醤油が欲しい)
ガンベロロッソってグルメのガイドブックの名前になっているだけあって
本当に美味しいエビだと再確認
おまけに赤みはカニの甲羅などの色素と同じ
アスタキサンチンだっけ?
と同じで手についたら早く洗わないと落ちないそうです
これって落ちない口紅になる?
などと、、想像したベリタリアでした。
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コメント
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コメント (2)
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市場ってワクワクしますよね~。
さすが、ところ変われば、同じ野菜でも、違いますね。
オレンジ色の物体はイチゴなんですか?
魚介類も最高ですね!!
ガンベロロッソ、あちこちに散らばっている赤い海老ですか?飛び跳ねているんですね。
食べてみたいです~。
飛び跳ねていますね~。
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そうですね、所変われば野菜も全然違います。でもイタリアの野菜は形もバラバラで大きさもまちまちだけどとっても元気なんですよ。
ガンベロロッソは飛び跳ねているのではなくて、実はつまようじで刺してディスプレイしてるんです。このあたりやっぱりイタリア(笑)ですね。