31Oct
みなさまこんにちは、オリーブオイルソムリエのベリタリアです。
少し間が開いてしまってすいません。 パソコンを買い替えて、小さくなったせいで、画像+長文を書くのが難しく、少しずつ記事にして行こうと思っています。
前回までのフェルミエのローマからカラブリアへのチーズとワインの旅は無事に終了しました。
参加なさっていた方々はチーズやワインのプロフェッショナルや詳しい方ばかりで、大変勉強になりました。
今回のフェルミエの旅の中で、私にとってのメインイベントはカラブリア山のアルプスとも呼ばれるシーラ山の生ハムメーカー『サンヴィンチェンツォ社』訪問。
ベリタリアで取り扱っているカラブリア州の発酵食品『ウンドゥイア』を扱っているメーカーさんです。 カラブリア州はイタリアでも有数の唐辛子の産地で何にでも唐辛子を使います。
その中でも一番特徴的なのがこのウンドゥイアで、挽いたブタ肉と唐辛子、塩を腸詰にして熟成させたものです。
地元ではそのまま塊で販売していますが、サラミのように少し硬いので、オリーブオイルで伸ばしてパンに塗ったり、辛味としてパスタに混ぜて使ったり、あと意外ですがお豆腐にも合ったりします。
左から、チーズの(株)フェルミエ 本間社長さま、サンヴィンチェンツォ社の敏腕輸出マネージャーのマルコ、そしてサンヴィンチェンツォ社の社長ヴィンチェンツォさん、私。
本間社長様とのご縁は、ベラビスタのKenny亘氏が繋いでくださったものですが、ぐっと親近感を感じたのは、カラブリア産のチーズを輸入なさっていて、そのチーズを作っていたのがマルコの実家パエーゼ社。
一方私は、ウンドゥイアで知り合いになったマルコには見本市などでとてもお世話になっていました。
今回もランチにディナーに、それはそれはお世話になって、まるで家族のような厚いおもてなしを受けたのでした。
カラブリア州、本当に素敵なところです。