10Dec
「油について知る」第2回目です。
油には、「太る」「ダイエットの敵」というイメージが強いですが、良質の油は私たちの健康に不可欠な存在です。
今回は、油を全く摂らないことで、身体に起こる不調をご紹介します。
- 脳の機能が鈍くなる
まず、最も危険なのが脳への被害です。人間の脳は約65%が油で生成されています。
そのため、油の摂取不足が続くと、脳からの情報伝達がスムーズに行えなくなり、頭の回転が遅くなるなど、脳の働きに悪影響を及ぼします。
また、
集中力がなくなる
記憶力が低下する
ストレスを感じやすい
など、様々な症状を引き起こします。
2. 血管がもろくなる
血管の生成には油が必要です。油が足りなくなると血管がもろくなり、結果として脳卒中のリスクを高めてしまいます。
- 肌や髪が乾燥する
油不足は肌や髪の乾燥を招きます。油を減らしてから肌がカサカサしてきたという人は多いのではないでしょうか? 油には肌の保湿効果があるため、摂取しないとカサカサの肌やパサパサの髪になりやすくなってしまいます。
これに関しては、筆者もアレルギーが酷かった30代の頃に油抜きを3ヶ月体験して、肌も、爪も、髪もパサパサになって、痒みがさらに酷くなった経験があります。
このような症状に心当たりのある方は油不足のせいかもしれません。
今回はここまで・・・
次回は引き続き、油の摂取不足による影響についてお話しします。
(続く)