20Dec
連載「油について知る」
油は太る、ダイエットの敵というイメージが強い食べ物ですが、良い油は私たちの健康に不可欠な存在です。
第2回・第3回では、油の摂取不足により身体に起こる不調をご紹介しています。
心当たりがないかチェックしてみてください。
4.老化が促進する油不足は老化を促進させます。
ビタミンの中には脂溶性ビタミン(ビタミンA・D・E・K)という、油と一緒に摂取すると吸収されやすくなるビタミンがあります。
特にビタミンA・Eは抗酸化のビタミンと言われ、体を酸化から守ります。油を摂取しなくなることでこれらのビタミンが吸収されにくくなり、老化 が促進、老けて見えるようになってしまうのです。
5.低体温になる。
低体温も油不足によって引き起こされます。
油には人間の体温を適切に保つ働きがあります。そのため、身体に蓄積される脂肪が少なくなると低体温になります。
低体温の影響は深刻で、免疫力を低下させ、ガンになるリスクを高めると言われています。
上記のように、油不足は人間の体に深刻なダメージを引き起こします。
油を摂取しないことによる身体への影響を理解していただけたでしょうか。
けれども、摂取する油は何でも良いというわけではありません。
次回は、油を種類別に分け、それぞれの特徴をご説明します。
(続く)