31Mar
こんにちは
オリーブオイルソムリエのベリタリアです。
この記事は私の花粉症遍歴2 の続きです。
症状は治まったものの、皮膚がカサカサパサパサになった私は更に多くの参考になる本を読み漁り、αーリノレン酸を多く含む油がリノール酸を取り過ぎのために起こった炎症を抑えるという事を知りました。*αーリノレン酸、リノール酸についてはコチラ
そこで、ネットでαーリノレン酸を多く含む品質の良さそうなフラックスシードオイルを購入してみました。
舐めてみるとフラックスオイルは少し苦く、味としてはあまり好みではありませんでしたが、花粉症や、かさつき解消のためだと思い我慢して使っていました。
そのうち知ったのは、フラックスオイルなどのオメガ3系の油は酸化に大変弱く開封後に冷蔵庫で保存しても1カ月ほどしか賞味期限がなく、使い切りできる小ボトルで購入しなければならないということ。 しかも炒めなどの加熱調理には使えないということでした*。
*フラックスオイルは熱を加えるとすぐに酸化してしまうので加熱調理には使うと逆効果になる。
そうすると生でしか使えず、フラックスシード油の味が好きでない私は我慢しながらサラダを食べるという事になり、あまりこの油を使う意味がなくなってしまいました。
フラックスシードは炎症を抑える効果があり、暴走した免疫を正常に戻す働きがあるので、花粉症やアトピーが酷いときには使う価値があります。
しかし大変不安定な油なので、開封後は冷蔵庫保存をして、1カ月以内に使いきる事が大切です。
そして意外と知られていないのですが、リノール酸とαーリノレン酸の摂取比率4:1を守ることも大切です。
リノール酸は普通の食事で十分取ることができます。それに加えてサラダ油などを調理に使う。それがリノレン酸を取りすぎだと言われる所以です。
ちなみにリノール酸 は大豆製品や肉類に、αーリノレン酸 は魚に(サバ、アジ、イワシ)などに多く含まれています。
薬のように効くと勘違いしてフラックスシードを何にでもかけて食べすぎるのは問題があると思います。何より油は1g-9kclですので、肥ります。
実際私は少し潤いが戻ったものの、フラックスシードオイルを使いすぎて肥ってしまいました。
リノレン酸やαーリノレン酸の油を摂取するときにはバランス良く、食品から取るということが大切だということを学びました。*リノレン酸は必須脂肪酸なのである程度は必要だと言われていますが、日常普通の食事をしていたら十分に摂取できます。
つづく
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コメント
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コメント (2)
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私は、αリノレン酸の多い青魚をEVオリーブオイルで調理します。
Ωー3系 Ωー9系のゴールデンコンビで女子力アップ!と講習会で紹介しています!
美しい女性は、艶やかでないと!!!
知り合いは、オリーブオイルに替えて「花粉症」が治まったそうです。
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コメントありがとうございます。
本当におっしゃる通りだと思います。
青魚+オリーブオイル=最強コンビですね。
オリーブオイルで花粉症が治るということについても、私なりの意見を次の回で書いてみたいと思っています。