21Mar
みなさまこんにちは
オリーブオイルソムリエのベリタリアです。
この記事は私の花粉症遍歴2 の続きです。
症状は治まったものの、皮膚がカサカサパサパサになった私は更に多くの参考になる本を読み漁り、αーリノレン酸を多く含む油がリノール酸を取り過ぎのために起こった炎症を抑えるという事を知りました。*αーリノレン酸、リノール酸についてはコチラ
そこで、ネットでαーリノレン酸を多く含む品質の良さそうなフラックスシードオイルを購入してみました。
舐めてみるとフラックスオイルは少し苦く、味としてはあまり好みではありませんでしたが、花粉症や、かさつき解消のためだと思い我慢して使っていました。
そのうち知ったのは、フラックスオイルなどのオメガ3系の油は酸化に大変弱く開封後に冷蔵庫で保存しても1カ月ほどしか賞味期限がなく、使い切りできる小ボトルで購入しなければならないということ。 しかも炒めなどの加熱調理には使えないということでした。※
※フラックスオイルは熱を加えるとすぐに酸化してしまうので加熱調理には使うと逆効果になる。
※一番熱に強い油は オリーブオイルです。
フラックスシードオイルは生でしか使えず、油の味が好きでない私は我慢しながらサラダを食べるという事になり、ストレスを感じながらも食べ続けました。
【フラックスシードは炎症を抑える効果があり、暴走した免疫を正常に戻す働きがあるので、花粉症やアトピーがひどいいときには使う価値があります。
しかし大変不安定な油なので、開封後は冷蔵庫保存をして、1カ月以内に使いきる事が大切です。 】
どうしてアレルギーを誘発する恐れのあるリノール酸系の油を多く取ってしまうのでしょう?
リノール酸は普通の食事で十分取ることができます。それに加えてサラダ油などを調理に使う。それがリノール酸を取りすぎだと言われる所以です。
ちなみにリノール酸 は大豆製品や肉類に、αーリノレン酸 は魚に(サバ、アジ、イワシ)などに多く含まれています。
アレルギーを押さえると言われているフラックスシード油にも問題があります。
薬のように効くと勘違いしてフラックスシードを何にでもかけて食べないようにしてください。 油は1g-9kclですので、肥ります。
今ふり返って思うこと
普通の生活で、まずすることは、サラダ油の使用を止めること。
そして、全ての基本的な油は品質の良いオリーブオイルか菜種油(リノレン酸)にすること。
リノール酸やαーリノレン酸の油を摂取するときにはバランス良く、食品から取るということが大切。 *リノレン酸は必須脂肪酸なのである程度は必要だと言われていますが、日常普通の食事をしていたら十分に摂取できます。
本当に調子が悪いときにはαーリノレン酸(オメガ3系)の油を購入して、早めに消費しながら様子を見ること。
まとめ
リノール酸(オメガ6) サラダ油、大豆製品、肉類に含まれるーー取りすぎはアレルギーを誘発する
オレイン酸(オメガ9) オリーブオイル、菜種オイルーー アレルギーに関係しない
αーリノレン酸(オメガ3) 青魚に含まれるーー アレルギーを押さえる
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コメント
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コメント (3)
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勉強になります!
私自身は幸い花粉症ではないのですが、
家内が苦しんでいますので、
この遍歴を読むよう強く勧めました
早速実践してみると言ってます
やはり実体験には重みがありますね!
これからも宜しくお願い致します(*^^)v
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コメントありがとうございました。
方法は色々あると思います。
一体験談として読んでいただけると嬉しいです。
ココには書いていませんが、強いストレスは免疫を弱めますので、ストレス解消も必要なようです。
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Ciao ベリちゃん(^◇^)┛
実体験に基づいたコラム、分かり易くて有益でとっても有り難いですわ(^w^)! やっぱりオリーブオイルは万能薬ですね(*^∇^*)/
トリエステ、収穫あったぁ? フーデックスのイタリアパビリオンは、ICEが主催から協賛に代わった関係で、例年よりも出展社は減少したけれど、セミナーもプレゼンも大盛況のうちに終了しました(o^∀^o)
Toshyは今日~土曜日まで大阪出張。帰京は日曜日です。今、伊丹空港から市内へのリムジンバス車内だけど、大阪、あったかいよぉ~!(b^ー°) 広島はもっと暖かいのかなぁ(*'o^)!