ふぐ料理店・日本料理「ふく政」ミシュラン一つ星の名店に行ってきました

みなさまこんにちは、オリーブオイルソムリエのベリタリアです。

今日はお友達のお誘いで、東広島にあるミシュラン一つ星のふぐ専門店「ふく政」さまにおじゃましてきました。

ご主人の小鴨政直さんは、世界に向けたメッセージ性のある河豚料理を作りたいと、ふぐを色々な食材に合わせて日夜試行錯誤なさっておられます。　

弊社の和の食材にあうオリーブオイル「バランカ」の良き理解者でもあり、以前からお伺いしたいと思っておりました。　年が明けて、一番河豚が美味しいこの時期に満を持しておじゃましました。

この日一番興味シンシンだったのは、オリーブオイルをどのように使用なさっているか？

出てきたのは、こちらの白子。　上澄みバランカで焼き目をつけて、バランカ「どぶろく」を惜しげもなく使っておられました。　

白子の甘みのなかに、オリーブオイルのピリっとしたアクセントと、厚みを与える芳醇な味と香りがマッチしてそれは素晴らしい仕上がりでした。

お料理は以下の通りです。

煮凍り / ふぐ刺身 / ふぐ唐揚げ / 真子のかす漬け・あんきも/焼き白子とバランカ/ ちり鍋(ふぐしゃぶ付) / ふぐ白子焼き・渡り蟹と白子の一品 / トラフグのから揚げ/雑炊・お新香・水菓子

ふぐの煮こごり、ゼラチン質が

てっさ：天然とらふぐの身を丸一日「さらし」にくるんで冷蔵庫にねかせ、芯の部分だけを使ったてっさは、旨みともに抜群でした。

白子焼きは塩のみで。　2年間かけて毒抜きをしたふぐの卵巣を、西条酒の大吟醸かすに漬け込んだもの。西条の美味しいお酒にぴったりでした。

あんきも：肝を使うときにも、魚を丸ごと購入するそうです。そうすると鮮度がよくわかるとおっしゃっていました。　ピンク色がとっても綺麗で、美味しいという事がしかでてこない舌にとろける味でした。

渡り蟹の卵と身、瀬戸内といえば渡り蟹。　白子とのベストマッチで最高の美味しさでした。

白子の蒸し物、白子のバランカがけ。　最初にコメント書いたものと同じです。

ふぐちり：いろんな所でフグを食べましたが、このように舌平目のような一枚を削ぎ切りにしたものは初めてでした。　職人技が光る一品。　普通はブツ切りで出てくるところがほとんどなのでビックリ。　元のトラフグの大きさが想像できます。

濃厚な昆布だしに幅広なしゃぶしゃぶの身を投入、すると身がチリチリッときて表面にわずかのゼラチンが浮いてきてツルツルッとなり、急いで器にとっていただき、お野菜と食べる幸せ♡

日本人で良かったと思う瞬間です。

味付けは塩のみのトラフグのから揚げ、　旨みたっぷりのトラフグのアラはシンプルに豪快に手でもってしゃぶるのが一番美味しい食べ方です。

〆の雑炊、、このあたりでもう満腹に。。でも美味しいのでなんとか完食！

水菓子は、マスカットのゼリーとフルーツの盛り合わせ。

本当にすべてがシンプルで、素材の良さが際立っているお料理でした。

この日アレンジしてくださったのは、ふく政さんをとっても愛してご贔屓になさってる島崎先生。

福山からご一緒したのは、智美さんとエリーさん。　この日はエリーさんのお誕生日でもあり、このあとケーキとコーヒーで更に盛り上がりました♪

トラフグの美味しい季節はまだまだ続きます。　東京でたべるより驚くほどリーズナブルで品質が良く美味しい。　旅行でおいでになる価値がありの名店です。

【お店データー】

店名：ふく政

住所：〒739-0016 広島県東広島市西条岡町6-5

電話：TEL 082-424-5700

飲めるオリーブオイル『バランカ』と直輸入イタリア食材