24Jun
ベリタリアです
油といえばオメガ3(リノレン酸) オメガ6(リノール酸) オメガ9(オレイン酸)
というのは前に説明しましたよね? こちら
きょうはこの中でとくにオメガ9オレイン酸のお話をします。
オレイン酸を多く含まれる油として有名なのは
エクストラヴァージンオリーブオイルですが
地中海沿岸の人たちが大量のオリーブオイルを摂取しているにも関わらず
心筋梗塞が少ないということから、にわかに有名になりました。
イタリア、ギリシャ、スペインなどの地中海沿岸の人は何にでもオリーブオイルを
使います。
パンにオリーブオイル、 サラダにもオリーブオイル、 当然肉や魚にもです
オリーブオイルが全ての調味料の中心なんです。
カロリーは、大匙一杯=ご飯ちゃわん一杯ですから
当然太るのですが、何故か太った人に起こりやすい
心筋梗塞がすくないんですね。
なぜかというと
オリーブオイルに多く含まれるオレイン酸には心筋梗塞の原因である
悪玉コレステロールだけを下げる働きがあるからなんです。
必須脂肪酸のリノール酸(コーン油、バターなど)の取りすぎは
善玉、悪玉脂肪酸とも下げることは知っておいてくださいね。
コレステロールのメカニズムは
私たちの血液中でコレステロールは、
善玉コレステロール(HDL)や悪玉コレステロール(LDL)と
呼ばれる形で存在しているのですが、
過剰となった悪玉コレステロールが酸化され、
超悪玉コレステロールとなって血管壁内に沈着すると
動脈硬化などの原因になると言われています。
(ここでもやっぱり酸化ですね、この前のVanillaさんのセミナーで
酸化の勉強もしてきたので今度UPしますね)
一方、善玉コレステロールは血管内の余分なコレステロールを肝臓に運んで、
分解させやすくする働きがあるんですよ!
だから善玉なんですね。
オレイン酸は、この善玉コレステロールを下げずに、
悪玉コレステロールだけを下げるところがポイントです
また、リノール酸などに比べはるかに酸化されにくいことも
オレイン酸の大切な特長の1つです。
(これは前にも書きましたが、酸化している油は体にワルイ!)
体に良い油、キレイな水、ミネラルの多い塩を取るように気をつけたいですね。
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コメント
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コメント (4)
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勉強になります…φ(.. ) メモメモ・・・
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ご丁寧なコメントいただき、
ありがとうございました!
ぜひ読んでみてくださいませ。
楽しい週末をお過ごしください。
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いえいえ、お粗末さまでございます( ´艸`)
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いつも素敵な本のご紹介ありがとうございます。
さっそく購入してもう2回よみました。
またコメント書きますね。