22Mar
こんにちは
オリーブオイルソムリエのベリタリアです。
今日はオイルの搾油方法(コールドプレス)についてお話します
オリーブの実を取って、その実を潰し、その潰したペーストからオイルを搾るわけですが、イタリアでは30度以下で搾ったものを『コールドプレス』と名乗ることができます。
オリーブオイルの品質を決める上で、このコールドプレスがとても重要になります。
通常のオリーブオイルは、搾るときにペースト状になったオリーブは練りゴマのようなドロっとした固まりで、そのままでは搾りにくく、温度を上げたほうがオイルは搾り取り出しやすくなるので、温度をかけたり、ペーストにお湯を入れたりします。しかし熱をかけるとオイルが劣化して、香りや大切な成分の一部を失うことになります。
精製オリーブオイルやピュアオリーブオイルは途中で加熱処理をしてしまうので、コールドプレスとは名乗れません。
これはオリーブオイルに限定されることではなく、菜種油にもアボガドオイルにも、ゴマ油にもコールドプレスという油が存在します。
健康のために品質の良いオリーブオイルを使いたいという方には『コールドプレスされたオリーブオイル』は注意してほしいポイントです。
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