18Dec
こんにちは、オリーブオイルソムリエのベリタリアです。
少し間が空きましたが、イタリア買い付けの旅の続きです。
今回のイタリアはイタリア半島の南の端カラブリア州を中心に回りました。カラブリアはちょうど日本の鹿児島の位置にあたり、まだあまり日本には知られていません。
カラブリアの北部の標高490mの山頂にあるアルトモンテ、ここは毎年パンの大きなお祭りがおこなわれている事で有名な小さな美しい町です。
『イタリアの最も美しい村』 の一つにも選ばれており、中世の町並みと自然の調和した美しさには定評があります。
今回はこの美しい村をヨーロッパ中に知らしめた第一人者、バルビエリ一族が経営するホテル・バルビエーリに宿泊して、地元のワインと昔ながらのお料理を楽しむことにしました。
i-Padを頼り町の中心部を通りすぎ、
さらに坂道をひたすら登って行くとホテルバルビエーリの門がありました。
門を入りさらに進んで行くと白い瀟洒な建物が見えてきます。
このような田舎にあるとは信じられないような瀟洒な佇まいで、
このあたりのウエディング人気NO1ホテルだそうです。
フロントで、バスタブ無しの眺めの良い部屋にするか、バスタブ有りの眺めの悪い部屋にするか聞かれ、眺めの良い部屋に決めました。
部屋部屋に入り窓を開けると、、正面にアルトモンテ中心部
何世紀も前に建てられた街並みが広がる。
右に見える大きな建物はサンタ・マリア・デッカ・コンソラツィオーネ教会
夕暮れのアルトモンテは、少し霞がでて、幻想的な雰囲気に
西の空はまだ少し明るく空気が澄んでいるのがよくわかる
こちらの地域は新しい住宅が立ち並んでいた。
さっさと荷物の整理を済ませ下のロビーでネットを使ってみるが
ログインに時間がかかり、やっと繋がったものの
速度が遅くなかなか思うように仕事がはかどらない。
食事を予約していた7時になったのでレストランの方に移動しました。
アルトモンテの地方料理でお任せした、、
たぶんものすごい量が出てくることは想像できていたので
覚悟してお食事スタート
アンティパスト1,2,3,4・・・・・
アンティパスト5,6、
アンティパスト7
なんと7種類もアンティパストが出てきました。
しかもスペイン・タパスのように小皿ではなく中皿で、、
すでにアンティパストでお腹がいっぱい
ワインはカラブリア州のチーロという所で作られている i Greco(イグレコ)
ブドウの品種は Gagliioppo ガリオッポ
カラブリアのワインは日本ではまだまだ無名ですが
シチリアに負けないフルボディーで香り高い
赤ワインが村々に存在します。
訪れる村によってワインの品種を変える
ブドウの品種の多いイタリアならでの楽しみです
続いてパスタ、少し細めの手打ち麺に
この辺りで取れるフンギポルチーニのパスタ。
ここでお腹がいっぱいになってしまい
メインはパスしました。
アルトモンテで採れるポルチーニ(イタリア松茸)はとても良い香り
地元の素材を使って家庭で食べるような
海塩とオリーブオイルのみを使った優しいお料理の数々でした。
あまり知られていませんがカラブリア州はキノコの宝庫
日本で一般的になっているエリンギも元はカラブリア産なんです
日本人が菌を持ち帰って栽培に成功し、
いまでは日本中に流通しています
日本人ってすごいですよね。
●バランカ新油どぶろくは銀座KANSEI でお楽しみいただけます。
坂田シェフは農林水産省2011「料理マスターズ」受賞しました。
●オリーブオイルソムリエ・藤本真理子によるオリーブオイルセミナー
NHK文化センター福山 ⇒詳しくはコチラ
2012年2月5日 11:30~13:30
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コメント
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コメント (2)
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素敵な村ですね!
写真と文章で束の間、行った気分に浸れました!
パンのお祭りってどんなんだろう?
友達がパン屋さんなのでとても興味あります。
アンティパスト7種類もさすがイタリアですね。
でもほんとに美味しそうです(*^▽^*)
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コメントありがとうございます。
たどり着くのが大変でしたが、とても素敵な村でしたよ。
地元の食材をつかったお料理は、どれも素朴だけど新鮮でした!
お友達がパン屋さんなんですね! マイスター制度もやってるようなので、5月に是非!