みなさまこんにちは、オリーブオイルソムリエのベリタリアです。
9月も中旬にはいってすっかり涼しくなってきました。
そろそろ夏のハーブであるバジルで保存用にバジルソースを作ってみませんか?
生のバジルで作るバジルソース(ジェノベーゼ)はオリーブオイルとハーブの力を生かした、この時期本当にお勧めの保存食です。
今日はバジルソースとパスタの作り方と、バジルの効能についても少し触れてみたいと思います。
古代ギリシャ時代から薬草として知られているバジル。シソ科の植物で、その薬効成分はアメリカの国立ガン研究所はかつて、ガンの予防に有効な植物性食品をリスト にも登録されています。
普通バジルを100g食べるというのは難しいと思いますが、このジェノベーゼソースなら簡単に美味しくバジルを食べることができます。
【材料:5人分】
1.バジルの葉 20枚程度(SBバジル2パック)
2.カシューナッツまたは松の実50cc
3.パルメザンチーズ 大匙2
4.EXVオリーブオイル「サンジュリアーノ」 100cc
5.ニンニク 1カケ
6.わじまの海塩 適量
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【作り方】
① バジルを洗って水気を取る
② ミキサーを用意しバジルの葉を入れ、少しずつオリーブオイルを入れながら回す。
③ 仕上げにパルメザンチーズを入れて混ぜる。味をみて海塩を足す。
④ バジルの色が変わりやすいので空気に触れないよう瓶に入れて保管する
⑤ パスタ(一人あたり80g)を茹でて熱いうちにバジルソース大匙1オリーブオイル大匙1と混ぜ合わせる。
■バジルに含まれる栄養素(食材100g当たり)
栄養素 |
含有量 |
カロテン |
6300μg |
食物繊維 |
4.0mg |
カリウム |
420mg |
ビタミンE |
3.5mg |
マグネシウム |
69mg |
鉄分 |
1.5mg |
カルシウム |
240mg |
多く含まれているのは、カロテン、ビタミンEそしてミネラル分もカルシウム、鉄分、マグネシウムと、かなり多く含まれています。
※カロテンは油によって体に取り込まれるので、オリーブオイルと調理をするというのは理にかなっています。
■バジルの効果
1.鎮静作用・リラックス効果
バジルの香り成分には、神経を鎮めて精神的な疲労をやわらげる作用や、リラックス効果があります。
2.食欲・消化促進効果
香り刺激で食欲を促すだけでなく、胃炎や胃酸過多など胃腸の働きを改善する働きもあります。
3.殺菌・抗菌作用
殺菌・抗菌作用が強く、風邪、気管支炎・解熱・口内炎など細菌性の病気の予防効果があります。また生葉を揉んですりつけると、虫さされや炎症に効果があります。
4.咳止め
微量のサポニンを含んでいるので、咳止めの作用があります。
5.防虫効果
香りの成分シネオールは、蚊がいやがるため、虫除けになります。
(出典:All About健康管理より)
このように、嬉しい効果がたくさんあります。
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