シチリアの伝統的なオレンジのサラダ「インサラータ・ダランチェ」
「え?サラダにオレンジ?」そんな声も聞こえてきそうなレシピですが、
先月シチリア島に行ったときに、オリーブオイル生産者さまから習ったお料理の一つです。
これが想像以上に”ご馳走サラダ”で、とても美味しかったのでレシピ紹介します。
フェンネル、塩漬けオリーブ、アンチョビ、そして力強いオリーブオイル。
シチリアならではの冬の味そのものにする最大のポイントはオリーブオイルです。
“本場そのままのレシピ” をシンプルにまとめましたので是非作ってみてください。
<材料/2~3人分>
・オレンジ 2〜3個(できればバレンシア、またはシチリア風にブラッドオレンジも)
・フェンネル 1/2株(なければセロリ)
・塩漬けオリーブ 適量
・アンチョビ 3〜4枚
・エクストラバージンオリーブオイル 大さじ2〜3
(「Titone」ようなシチリア産は最高です)
・バルサミコ酢または白ワインビネガー 小さじ1
・塩 少々
・黒胡椒 少々
<作り方>
1.オレンジの下準備
皮を厚めにむき、薄皮ごと輪切りにする。
2.フェンネルを切る。
フェンネルは根元の固い部分を取り除き、薄くスライス。
(フェンネルの香りが苦手なら氷水に5分ほど浸すとマイルドに)
3.皿に盛る。
大皿にオレンジ⇒フェンネル⇒アンチョビ⇒オリーブの順に並べる。
4.仕上げのドレッシングオリーブオイル、バルサミコ酢、塩少々、
黒胡椒を順番に回しかける。
<最後にひと工夫>
・アンチョビの塩気があるので塩は控えめに。
・食べる直前にオリーブオイルを追いがけすると香りが立ちます。
<シチリアらしくするポイント>
・甘いオレンジ×塩気×ハーブ感 のバランスを大切にする。
・シンプルで火を使わないのが◎
・オリーブオイルは「少し多いかな?」くらいがいちばん美味しい。
・時間を置かず、混ぜすぎず、軽く和えるだけ。